新型コロナウイルス感染症発生に関するご報告 (第1版)
令和2年12月9日、当院療養病棟に勤務する職員が悪寒、関節痛及び咽頭痛のため新型コロナウイルス抗原定性検査を実施したところ、結果陽性であったため、当該病棟の入院患者様及び関連した職員を対象にPCR検査を実施しました。
対象者82名におこなったPCR検査の結果、翌10日正午には入院患者様4名の陽性を確認し同日中に感染症指定医療機関等への転送を実施しております。また、午後7時時点で先述の職員含め2名の病棟職員にPCR検査の陽性結果が出たことを受け、管轄の桐生保健福祉事務所を通じ「クラスター対策チーム(C-MAT)」派遣の要請をおこないました。
12月11日午前10時、あらたに当該病棟入院患者様1名、同病棟職員1名にPCR検査陽性を認めました。現在、保健所及びC-MAT、県医務課の指導のもと関係者の調査と感染拡大防止に取り組んでいます。
現時点での院内感染状況から、濃厚接触者の有無や立地条件等を考慮し当局と相談した結果、当該病棟の機能を以下の通り制限させていただきます。
・療養病棟への新規受け入れ停止
・療養病棟でのリハビリテーションの停止
なお、当該療養病棟と離れた場所に位置する回復期病棟と新病棟(外来及び入院診療、救急受け入れ)については、現在、通常診療をおこなっています。
罹患した患者様の早期回復をお祈りすると共に、患者様及び地域の皆様にご心配ご迷惑をおかけしていることを自覚し、一日も早く収束できるよう感染拡大防止に全力で努めて参りますので、何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
医療法人社団 東郷会 恵愛堂病院
病院長 東郷望
令和2年12月11日 15:00
入院患者: 5名 (転院)
職員: 3名 (自宅待機または在宅療養)
合計: 8名
今後、本件に係る状況報告は当院ホームページにて随時更新いたします。