当院について

理事長あいさつ

理事長 東郷 庸史

1984年7月、患者さんのための病院、そして急性期の疾病を診る病院、診療所のような小回りがきくサービスと、大病院並みの医療レベルを目指して、医療法人社団東郷会 恵愛堂病院として開院、44床でスタートしてから少しずつ施設を拡大し、現在は病床270床まで増床しました。

消化器外科・乳腺外科・呼吸器外科・消化器内科・血液内科・糖尿病内科・肝臓内科・整形外科・脳神経外科・リハビリテーション科・リウマチ科・麻酔科・病理診断科・放射線科・歯科口腔外科・外科・内科・泌尿器科を持ち、地域の中核的な病院として高度な医療提供に取り組んでいます。

医療法人社団 東郷会 理事長 東郷 庸史

  • 概要
  • 沿革
  • 業績紹介
  • 理念・職員心得
  • 行動計画
  • 病院指標
  • 掲示事項

当院の概要

名称 医療法人社団 東郷会 恵愛堂病院
所在地 群馬県みどり市大間々町大間々504-6
電話・FAX 【代表】
電話:0277-73-2211 FAX:0277-73-0725
【各部署ダイヤルイン】
患者様、診察に関するお問い合わせ:0277-73-2211
患者様のご紹介(地域医療連携室):0277-73-2212
総務・人事・経理・広報:0277-73-2213
設備・物品:0277-73-2215
診療科目 外科・消化器外科・乳腺外科・呼吸器外科
内科・消化器内科・血液内科・糖尿病内科・肝臓内科
整形外科・脳神経外科・リハビリテーション科・リウマチ科
麻酔科・病理診断科・放射線科・歯科口腔外科・泌尿器科
認定施設 日本外科学会外科専門医制度修練施設
日本整形外科学会認定 研修施設
マンモグラフィ検診施設 認定
群馬県臨床検査値標準化認定施設
日本血液学会認定 血液研修施設
病床数 270床(一般病床168床、療養病床102床)

– 中央A病棟 56床 – 中央B病棟 56床
– 中央C病棟 56床 – 東E病棟 48床
– 南F病棟 54床
診療指定 保険医療機関・生活保護・結核予防法第34条・指定難病・労災指定・救急告示病院・地方公務員災害指定・義肢採型指導医・原子爆弾被爆者一般疾病医療機関・東京都江東区、板橋区公害指定、第一種協定指定医療機関(感染症法)、第二種協定指定医療機関(感染症法)
施設基準 【医科】
医療DX推進体制整備加算
急性期一般入院料1
療養病棟入院料1
在宅復帰機能強化加算
経腸栄養管理加算
看護補助体制充実加算1
地域包括医療病棟入院料
看護補助体制加算25対1(看護補助者5割以上)
夜間看護補助体制加算100対1
夜間看護体制加算
看護補助体制充実加算3
看護職員夜間16対1配置加算1
回復期リハビリテーション病棟入院料1
地域包括ケア病棟入院料2
看護職員配置加算
看護補助者配置加算
看護補助体制充実加算1
救急医療管理加算
診療録管理体制加算2
医師事務作業補助体制加算1
急性期看護補助体制加算25対1(看護補助者5割以上)
夜間急性期看護補助体制加算100対1
夜間看護体制加算
看護補助体制充実加算1
看護職員夜間16対1配置加算1
療養病棟療養環境加算1
リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算
栄養サポートチーム加算
感染対策向上加算2
連携強化加算
サーベイランス強化加算
後発医薬品使用体制加算1
バイオ後続品使用体制加算
データ提出加算2及び4
入退院支援加算1
認知症ケア加算2
せん妄ハイリスク患者ケア加算
がん性疼痛緩和指導管理料
二次性骨折予防継続管理料1・2・3
外来腫瘍化学療法診療料1
薬剤管理指導料
医療機器安全管理料1
検体検査管理加算(Ⅰ)・(Ⅱ)
在宅療養後方支援病院
BRCA1/2遺伝子検査
画像診断管理加算2
CT撮影及びMRI撮影
冠動脈CT加算
処方箋料 抗悪性腫瘍剤処方管理加算
外来化学療法加算1
無菌製剤処理料
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
摂食嚥下機能回復体制加算2
がん患者リハビリテーション料
エタノールの局所注入(甲状腺)
エタノールの局所注入(副甲状腺)
ストーマ処置 注4 ストーマ合併症加算
乳癌センチネルリンパ節加算1・2及びセンチネルリンパ節生検(併用)
胃瘻造設術
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
輸血管理料Ⅱ
輸血適正使用加算
人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算
胃瘻造設時嚥下機能評価加算
麻酔管理料(Ⅰ)
病理診断管理加算1
悪性腫瘍病理組織標本加算
看護職員処遇改善評価料34
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
入院ベースアップ評価料37
入院時食事療養(Ⅰ)
DPC対象病院 ※医療機関別係数 1.3915
(基礎係数 1.0451 +機能評価係数Ⅰ 0.2714
+機能評価係数Ⅱ 0.0665 +救急補正係数 0.0085
+激変緩和係数 0.0000)
【歯科】
医療DX推進体制整備加算
有床義歯咀嚼機能検査1のロ及び咀嚼能力検査
有床義歯咀嚼機能検査2のロ及び咬合圧検査
歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
職員数 451名(令和6年9月現在)
関連施設 相生ひふ科医院
恵愛堂クリニック
社会福祉法人泰和会 特別養護老人ホーム「しみずの里」
協力施設 社会福祉法人桃踏会 特別養護老人ホーム「サニーヒル」
群馬県立桐生特別養護老人ホーム「菱風園」
医療法人春香会 老人保健施設「プランタンおおまま」
社会福祉法人泰和会 特別養護老人ホーム「しみずの里」
社会福祉法人邦和会 特別養護老人ホーム「ユートピア広沢」
医療法人山育会 老人保健施設「かがやき」
医療法人社団にいさと会 老人保健施設「さくら苑」
医療法人日望会 老人保健施設「サンホープ笠懸」
有限会社デリシャスライン「グループホームあおぞら」
医療法人山育会 ショート・デイセンター「和奏」
社会福祉法人わたらせ会 特別養護老人ホーム「サンライズさかいの」
社会福祉法人柏 養護老人ホーム「高津戸荘」
社会福祉法人かすかわ会 特別養護老人ホーム「元気の郷」
有限会社 さくら介護支援サービスセンター
株式会社 ケア・コスモス
医療法人 春香会 グループホーム「プランタンの家」
医療法人 春香会 グループホーム「桐の家」
特別養護老人ホーム 「のぞみの苑」
社会福祉法人 桐生療育双葉会
NPOわたらせライフサービス グループホーム 仲町の家
株式会社 孫の手・ぐんま
社会福祉法人 ことぶき会
産業医
(順不同)
(株)トヨダプロダクツ / 桐生市
(株)エクセル製作所 / 桐生市新里町
柳河マシンテック(株) / 桐生市新里町
三共観光開発(株) / 桐生市新里町
(株)正田製作所 / 桐生市新里町
(株)MAP/桐生市新里町
特別養護老人ホーム「しみずの里」 / 桐生市黒保根町
(株)イワタ みどり工場

沿革

(昭和58年)1983年 11月 医療法人社団 東郷会設立
(昭和59年)1984年 7月 医療法人社団 東郷会 恵愛堂病院 落成式・開院式
11月 病院使用許可認可(使用許可病床数 44床)
(昭和60年)1985年 1月 病院使用許可認可(使用許可病床数 55床)
4月 輸番制二次病院当番医開始
病院使用許可認可(使用許可病床数 77床)
6月 病院使用許可認可(使用許可病床数 109床)
11月 基準給食・基準寝具許可
(昭和62年)1987年 3月 「在宅酸素治療法指導管理」届出→許可
8月 院外処方箋スタート
(昭和63年)1988年 5月 標榜科目「整形外科」追加
6月 病院使用許可認可(使用許可病床数 117床)
8月 「訪問看護」開始
(平成1年)1989年 6月 「在宅中心静脈栄養法指導管理」届出→許可
8月 CT導入
9月 病院使用許可認可(使用許可病床数 140床)
(平成3年)1991年 4月 病理室設置
(平成4年)1992年 4月 患者料「その他1種」承認
10月 「恵愛堂友の会」結成
(平成5年)1993年 3月 高気圧酸素治療装置導入
5月 内視鏡電子スコープ導入
7月 院内掲示実施
11月 基準看護取得
(平成6年)1994年 3月 MRI導入
4月 「在宅寝たきり老人処置指導管理」届出→許可
院内新聞「恵愛堂広場 ふれあい」創刊
8月 病院使用許可認可(使用許可病床数 173床)
12月 施設基準「理学療法Ⅱ」開始
(平成7年)1995年 4月 4看護単位スタート
6月 新看護 3:1看護、看護B加算、8:1看補加算開始
9月 労災義肢採型指導医指定
(平成8年)1996年 1月 東芝ヘリカルCT導入
4月 医療法人社団 東郷会 恵愛堂クリニック開院
6月 本院「院内感染防止対策加算」スタート
クリニック「小児科外来診療科」スタート
7月 本院「夜間勤務等看護加算」スタート
8月 本院「特別管理給食加算」スタート
(平成9年)1997年 5月 病院使用許可認可(使用許可病床数 213床)
本院「入院時医学管理(Ⅰ)」スタート
(平成10年)1998年 3月 社会福祉法人 泰和会設立
6月 社会福祉法人 泰和会 特別養護老人ホーム「しみずの里」開所
10月 施設基準「服薬指導管理」スタート
(平成12年)2000年 1月 病院使用許可認可(使用許可病床数213床、療養型病床45床)計258床
2月 東芝マルチラスタライズCT導入
3月 病院使用許可認可(使用許可病床数215床、療養型病床45床)計260床
療養1群入院医療管理(Ⅰ)、夜間勤務等看護Ⅱa、療養型病床群療養環境加算(1)スタート
(平成16年)2004年 10月 施設基準取得

  • 入院時食事療養(Ⅰ)特別管理
  • 褥瘡患者管理加算
  • 手術に関する施設基準100分100適合
  • 肺悪性腫瘍手術等
  • 靭帯断裂形成手術等
  • 肝切除術等
  • 上顎悪性腫瘍手術等
  • バセドウ甲状腺全摘(亜全摘術)(両葉)
  • 食道切除再建術等
  • 人工関節設置術
(平成17年)2005年 4月 病院使用許可認可(使用許可病床数215床、療養型病床55床)計270床
8月 Ⅰ群入院基本料2 スタート
(平成18年)2006年 3月 新療養病棟竣工
病院使用許可認可(使用許可病床数172床、療養病床98床)計270床
6看護単位(一般病棟4単位、療養病棟2単位)スタート
4月 施設基準取得

  • 一般病棟10対1入院基本料
  • 栄養管理実施加算
  • 運動器リハビリテーション料Ⅰ
  • 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅱ
  • 単純CT撮影マルチスライス型
5月 施設基準取得

  • エタノール局所注入(甲状腺、副甲状腺)
6月 救急医療管理加算・乳幼児救急医療加算
X線TV搬入
新MRI導入
26日 新手術棟・検査棟竣工
7月 単純CT撮影及び単純MRI撮影(MRI有)
電子化加算
療養病棟入院基本料 療養8割未満(2棟98床)
本館改修工
9月 脳血管疾患等リハビリテーション料(ツー)
本館改修工事完了
12月 集談会・落成記念パーティー
(平成19年)2007年 2月 言語療法室新設
7月 CT入換え
(平成20年)2008年 9月 栄養課移転工事
(平成21年)2009年 2月 栄養課移転工事完了
旧厨房跡改修工事
8月 画像システム稼動開始、中央病歴管理室立ち上げ
11月 25周年記念パーティー
(平成22年)2010年 3月 第6回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
9月 第7回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
(平成23年)2011年 1月 院内感染対策サーベイランス(JANIS)参加
2月 第8回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
9月 第9回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
(平成24年)2012年 2月 第10回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
5月 麻酔管理料(Ⅰ) 算定
7月 第11回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
(平成25年)2013年 2月 第12回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
3月 リハビリスタッフルーム改修工事
5月 群馬県総合表彰(群馬会館)
第4回恵愛堂病院ICLSコース
リハビリスタッフルーム改修工事完了
6月 リハビリ訓練室改修工事
7月 一般病棟(172床)7対1入院基本料 算定
急性期看護補助体制加算25対1(看護補助5割以上)
夜間急性期看護補助体制加算100対1 算定
第13回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
9月 リハビリ訓練室改修工事完了
(平成26年)2014年 1月 病理室新築工事
2月 第14回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
4月 病理室新築工事完了
7月 第15回恵愛堂病院病診連携研究会(桐生プリオパレス)
東郷理事長古希祝い 第30回東郷会ビアパーティー
10月 第8回恵愛堂病院ICLSコース
11月 30周年記念式典(桐生プリオパレス)
(令和2年)2020年 10月 新病棟グランドオープン

手術実績【外科】

件数(うち鏡視下)

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
食道 0 0 0 0 0
下部食道癌 0 0 0 0 0
食道裂孔ヘルニア 0 0 0 0 0
胃・十二指腸 25(4) 25(3) 31(5) 19(2) 13(2)
胃癌 23 22 29 14 10
 幽門側切除 14 12 20 10 5
 全摘 7 9 8 3 3
 その他 2 1 1 1 2
胃十二指腸潰瘍穿孔 1 1 1 2 0
その他 1 2 1 3 3
小腸・結腸 76(6) 60(5) 65(6) 70(4) 77(25)
結腸癌 34 25 39 37 37
虫垂炎 20 12 9 13 19
その他 22 23 17 20 21
直腸・肛門 76(2) 48(1) 57(2) 54(0) 54(5)
直腸癌 20 14 27 13 21
痔疾患 48 29 24 40 34
その他 8 5 6 1 0
肝・胆・膵・脾 49(34) 51(44) 47(32) 40(22) 35(20)
肝切除 8 4 3 7 2
PD 2 1 2 4 4
胆石 33 45 39 27 27
その他 6 1 3 2 2
ヘルニア 75 76 51 53 50
鼠径 67 68 45 48 46
大腿 4 2 0 3 1
腹壁 3 4 2 1 2
閉鎖孔 1 1 2 1 1
0 1 2 0 0
24(17) 20(8) 9(4) 12(6) 15(7)
肺癌 7 11 4 7 9
肺転移 6 1 1 0 0
気胸 8 4 2 5 4
その他 3 4 2 0 2
乳腺 32 32 27 17 29
乳癌 27 25 24 15 26
その他 5 7 3 2 3
甲状腺 4 2 4 0 2
甲状腺癌 3 1 2 0 1
バセドウ 1 0 0 0 0
その他 0 1 2 0 1
その他 54 46 67 59 65
合計 415(63) 360(61) 358(49) 324(34) 340(59)

手術実績【整形外科】

件数

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
合計 408 389 459 378 346

内視鏡実績

件数

平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
上部消化管内視鏡検査 GFS 2,359 2,487 2,474 2,325 2,073
下部消化管内視鏡検査 CFS 1,178 1,240 1,240 1,500 1,241
内視鏡的逆行性胆管膵管造影 ERCP 99 89 92 92 66
気管支内視鏡検査 BFS 65 50 51 55 43
超音波内視鏡検査 EUS 21 9 3 6 3
[治療]
ポリペクトミー 125 138 108 104 125
内視鏡的粘膜切除術 EMR 155 160 200 259 199
内視鏡的粘膜下層剥離術 ESD 18 12 25 25 20
内視鏡的止血術 71 54 83 68 61
食道静脈瘤硬化療法 EIS 16 14 11 32 14
内視鏡的乳頭括約筋切開術 EST 50 45 48 57 34
経皮内視鏡的胃瘻増設術 PEG 40 36 23 8 15

医療理念

豊かな愛をもって、患者さんに接し、十分な医療を提供します。

職員心得

  1. 言葉遣い・身だしなみを整え院内は常に清潔に保ち患者さんが過ごしやすい環境を作ろう
  2. 患者さんへの心遣いを忘れずにどの患者さんにも平等にやさしく相手の気持ちになって接しよう
  3. 待ち時間を短縮するため精度の高い仕事を迅速にしよう
  4. 患者さんへの説明はできるだけ分かりやすい言葉で話し、また患者さんの話は十分に聞いてあげよう
  5. 常に自己研鑚に努め、自分の仕事に責任を持ち、正確に成し遂げよう
  6. 職員一人一人が自分の健康管理を徹底し常に健全な状態で患者さんに接し、きめ細かい医療サービスを提供しよう

次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画

すべての職員が仕事と子育てを両立させることができ、職員が働きやすい環境を整備することにより、安心して業務を行い、能力を十分に発揮できるようにするため、次のように行動計画を策定する。

計画期間

令和2年4月1日 ~ 令和7年3月31日 (5年間)

内容

目標1:所定外労働の削減のための措置の実施

対策:令和2年4月~

  • 所定外労働の実態調査
  • 所定外労働削減のための問題点の検討・業務量・業務内容の見直し
  • 管理職向け教育の実施
目標2:年次有給休暇の取得促進のための措置の実地

対策:令和2年4月~

  • 有給休暇取得状況の調査
  • 年次有給休暇を取りやすくするための業務体制の見直し
  • 管理職向け教育の実施

女性活躍推進法に基づく行動計画

女性職員が能力を十分に発揮し、活躍できる環境を整備すると共に、すべての職員の
仕事と家庭の両立を支援するため次のように行動計画を策定する。

計画期間

令和3年4月1日 ~ 令和8年3月31日 (5年間)

課題

(1) 女性管理職への登用が看護部門に偏っている
(2) 部署により有給取得率に差がある

目標

(1) 事務部門、コメディカル部門(薬剤課・放射線課・検査課・リハビリ課・栄養課・臨床工学課)において、女性管理職を1名以上登用し2名以上とする。
(2) 有給取得率を平均65%以上(各部署50%以上)とする。

取組内容

令和3年4月~

  • 女性が管理職を目指すための養成研修等の計画・立案・環境整備を行う
  • 有給取得状況の調査
  • 有給取得率の低い部署における問題点の検討、業務見直しを行い部署間の平準化を図る

【女性の活躍に関する情報公表(令和4年度)】

  • 1. 採用した労働者に占める女性労働者の割合
    (医局)0% (看護部)93% (診療部)64% (事務部)100%
  • 2. 男女別平均勤続年数差異
    (男性)12.06年 (女性)8.08年
  • 3. 男性の賃金に対する女性の賃金の割合
    (全労働者)75%(正規職員)57%(パート等)166%

病院指標

【病院指標について】

DPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、市民の皆さんに当院の診療について情報提供を行っています。
対象は、令和5年4月1日から令和6年3月31日までに当院を退院した患者さんです。
自動車賠償責任保険や労災保険、自費、入院から24時間以内に死亡の患者さんはDPCデータに含まれておらず、集計対象外です。
患者数が10未満の項目は、「-」(ハイフン)で表記しています。

【病院指標】

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

【医療の質指標】

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

【年齢階級別退院患者数】

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 3 37 39 87 157 220 579 772 434

【年齢階級別退院患者数の解説】
▪令和5(2023)年度に当院を退院した患者さん2,328人を年齢階級別(10歳刻み)に集計したものです。
▪どの年代の患者さんが当院に入院した(当院を退院した)か分かる集計です。
▪80代、70代の順に多く、70代以上の患者さんが全体の4分の3(76.7%)を占めています。

【診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)】

【内科】

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 98 32.61 17.38 2.04% 86.36
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 41 29.05 20.60 4.88% 87.10
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 25 15.76 8.75 0.00% 78.28
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 20 19.10 13.52 0.00% 80.50
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 17 9.06 5.64 0.00% 64.53

【診断群分類別患者数等(内科)の解説】
▪高齢者の入院で多く見られる心不全、誤嚥性肺炎、尿路感染症などの症例が当院でも上位疾患となっています。
▪「平均在院日数」は入院から退院までの日数が記載されています。全国の平均在院日数では急性期一般病棟のみの病院も多いのに対して、当院は地域包括ケア病棟・療養病棟などを有しておりそれらの期間も含まれることから、心不全、誤嚥性肺炎など治療日数を要する疾患の平均在院日数が長くなっています。


【外科】

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 71 39.61 20.60 1.41% 85.42
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 52 10.88 4.55 0.00% 69.35
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 44 13.45 8.95 2.27% 73.55
060335xx99x00x 胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 34 15.71 10.86 0.00% 71.06
060035xx99x6xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 31 7.77 4.42 0.00% 76.06

【診断群分類別患者数等(外科)の解説】
▪大腸(結腸)がんの化学療法や、鼡径ヘルニアの手術(腹腔鏡手術を含む)の症例が上位疾患となっています。
▪高齢者が多い地域性を反映して、誤嚥性肺炎の症例が含まれています。
▪「平均在院日数」は入院から退院までの日数が記載されています。全国の平均在院日数では急性期一般病棟のみの病院も多いのに対して、当院は地域包括ケア病棟・療養病棟などを有しておりそれらの期間も含まれることから、誤嚥性肺炎など治療日数を要する疾患の平均在院日数が長くなっています。


【整形外科】

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 84 53.37 25.50 3.57% 83.83
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 45 58.96 19.34 2.22% 84.42
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 24 38.21 21.96 0.00% 74.21
160780xx97xx0x 手関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 定義副傷病なし 14 17.29 4.04 0.00% 71.07
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 13 12.69 4.76 0.00% 75.69

【診断群分類別患者数等(整形外科)の解説】
▪大腿骨頚部骨折、変形性膝関節症の手術の症例が上位疾患となっています。
▪高齢者が多い地域性を反映して、胸椎・腰椎圧迫骨折の症例も多くなっています。
▪「平均在院日数」は入院から退院までの日数が記載されています。全国の平均在院日数では急性期一般病棟のみの病院も多いのに対して、当院は回復期リハビリテーション病棟などを有しておりそれらの期間も含まれることから、平均在院日数が長くなっています。


【脳神経外科】

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 11 29.36 15.70 9.09% 68.73

【診断群分類別患者数等(脳神経外科)の解説】
▪脳神経外科では、10件未満で公表を行わない症例を含め、脳梗塞の症例が多くなっています。(59.0%)

【初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数】

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 14 10 1 8
大腸癌 12 17 19 61 28 1 8
乳癌 11 12 1 8
肺癌 14 1 8
肝癌 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

【初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数の解説】
▪5大癌について、初発患者の病期(Stage)別患者数、再発患者数を集計したものです。(表には10件以上を記載)
▪患者数は延べ患者数で、例えば同じ患者さんが治療のため複数回入院した場合は、その回数分を患者数としています。
▪初発・再発の合計患者数は、胃癌:40、大腸癌:143、乳癌:41、肺癌:27件です。
▪病期分類とは、がんがどれくらい進行しているかという進行度のことで、Stage0からStageIVまであり、StageIVが最も進行していることになります。
▪当院で最も多い大腸癌は、早期がんから進行がん、再発症例まで多くの病期の患者が含まれています。
▪進行がんの場合、化学療法等を含めた集学的治療を行い複数回入院することが多いため、StageⅣ、再発の患者数が多くなっています。

【成人市中肺炎の重症度別患者数等】

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症 77 26.81 83.10
重症 12 23.17 85.42
超重症
不明
【成人市中肺炎の重症度別患者数等の解説】
▪「入院のきっかけとなった傷病名」と「最も医療資源を投入した傷病名」の両方が肺炎で、市中肺炎(入院後発症の肺炎を除く)の患者数を集計したものです。(誤嚥性肺炎、間質性肺炎、ウイルス性肺炎、インフルエンザ等は除く)
▪年齢が20歳未満は除外としています。
▪市中肺炎ガイドラインによるA-DROPスコアを用いて重症度を分類、重症度ごとの患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています。
▪傾向として、平均年齢が上がるほど重症度が高く、入院日数が長くなっているのが分かります。
▪当院では、療養病棟などの病棟を有しており転棟する場合も多いことから、在院日数が長くなっています。

【脳梗塞の患者数等】

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 47 43.91 81.09 3.70%
その他

【脳梗塞の患者数等の解説】
▪脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。
▪平均在院日数が長く、平均年齢が高くなっています。
▪当院は回復期リハビリテーション病棟などの病棟を有しており転棟する場合も多いことから、在院日数が長くなっています。
▪退院後に引き続き維持期の治療を必要とするために転院する割合がやや高くなっています。

【診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)】

【内科】

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 24 3.08 20.25 0.00% 82.67
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 13 4.23 7.62 7.69% 75.46
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 10 4.50 13.4 0.00% 79.20

【診療科別主要手術別患者数等(内科)の解説】
▪内科では、内視鏡手術に力を入れており、総胆管結石、大腸がん・大腸ポリープや、 10件未満で公表を行わない症例を含め、胃がん・胃ポリープの症例が多くなっています。


【外科】

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 36 1.17 2.17 0.00% 65.28
K7193 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術 29 13.45 28.79 0.00% 80.93
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 22 1.05 10.55 4.55% 75.91
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 20 5.30 6.55 0.00% 58.85
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 17 4.35 23.24 5.88% 84.47

【診療科別主要手術別患者数等(外科)の解説】
▪外科では、当院の特徴でもある腹腔鏡手術(鼡径ヘルニア手術・胆嚢摘出術)や、がんを切除する手術(結腸切除術・乳房部分切除術)が多くなっています。
▪鼡径ヘルニア、胆のう結石症は、腹腔鏡手術の件数の方が多くなっています。


【整形外科】

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 61 4.75 59.00 4.92% 86.18
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 36 9.31 44.17 2.78% 84.50
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 36 4.89 34.14 0.00% 71.83
K0732 関節内骨折観血的手術 胸鎖、手、足 21 2.48 14.10 0.00% 71.00

【診療科別主要手術別患者数等(整形外科)の解説】
▪整形外科では、全国的に多い大腿骨頚部骨折などに対する手術の症例が多く行われています。
▪変形性関節症などに対する人工関節置換術に力を入れており、症例数が多くなっています。
▪当院は回復期リハビリテーション病棟を有しておりそれらの期間も含まれることから、平均術後日数が長くなっています。


【脳神経外科】

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 10 10.60 26.60 0.00% 80.20

【診療科別主要手術別患者数等(脳神経外科)の解説】
▪慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術の症例が10件ありました。

【その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)】

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる 12 0.52%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる

【その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)の解説】
▪重篤な主疾患の合併症として発症しているケースが多いため臨床上ゼロにはなりえないものの、医療の質の向上のために改善すべき症例の件数と発生率を集計したものです。
▪敗血症で、入院の契機となった傷病名と異なる症例が12件ありました。
▪手術・処置等の合併症(180040)は、人工関節置換術後の脱臼、感染が該当します。

【リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率】

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
249 235 94.38%

【リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率の解説】
▪肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を行った患者のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数と実施率を集計したものです。(実施率が高い方がよいとされています)
▪肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数は、肺血栓塞栓症予防管理料の算定患者数、抗凝固療法が行われた患者数が該当します。
▪当院では、リスクレベルが「中」以上の手術を行った患者のうち、94.38%に予防対策を実施していました。

【血液培養2セット実施率】

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
252 252 100.00%

【血液培養2セット実施率の解説】
▪血液培養検査は、確実に菌を検出するため、また、検出菌が起炎菌かコンタミネーション(汚染)かを判断するために、1回に2セット以上実施(採取)することが標準とされています。(実施率が高い方がよいとされています)
▪当院では、該当するすべての患者に血液培養の2セット以上の採取を行っていました。(100%)

【広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率】

広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
323 108 33.44%

【広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率の解説】
▪特定の細菌に対して使用する抗菌薬のうち、幅広い種類の細菌に効く抗菌薬を「広域スペクトラム抗菌薬」と言います。
▪幅広い種類の細菌に効果があるため便利な薬ですが、過剰に使用することで体内の薬剤耐性のない細菌が減少してしまい、薬剤耐性菌のみが生き残る環境を作り出してしまうなどのデメリットもあります。
▪そのため、抗菌スペクトルが狭い抗菌薬を選択するための細菌培養検査が必要となることから、広域スペクトル抗菌薬が処方された患者数に対して抗菌薬処方日までの間に細菌培養検査が実施された患者数と実施率を集計したものです。

【更新履歴】

2024/09/27

令和5年度恵愛堂病院病院指標公開

厚生労働大臣の定める掲示事項

当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

【入院基本料について】

当院は、急性期一般入院料(日勤、夜勤あわせて)入院患者7人に対し1人以上の看護職員を配置しております。なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。
実際の看護配置につきましては、こちらをご参照ください。
また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。

【入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、身体的拘束の最小化、褥瘡対策及び栄養管理体制について】

当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、身体的拘束の最小化、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。

【DPC対象病院について】

当院は、入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する“DPC対象病院”となっております。
※医療機関係数 1.3915 ( 基礎係数1.0451 + 激変緩和係数 0.0000 + 機能評価係数Ⅰ 0.2714 + 機能評価係数Ⅱ 0.0665 + 救急補正係数 0.0085 )

【明細書発行体制について】

医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しております。

明細書には、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるもので、その点をご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。

【当院は、関東信越厚生局に下記の届出を行っております】

1)入院時食事療養費(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に係る届出をおこなっております。
当院は、入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っております。療養のための食事は、管理栄養士の管理の下に適時(朝食 午前8時、昼食 午後0時、夕食 午後6時)適温で提供しております。

2)施設基準等に係る届出
別添の「施設基準届出一覧」をご参照ください。

保険外負担に関する事項について
当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用日数に応じた実費のご負担をお願いしております。

【保険外負担に関する事項について】

当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用日数に応じた実費のご負担をお願いしております。

1)特別療養環境の提供
別添の「部屋タイプ別装備品」をご参照ください。

2)診断書・証明書及び保険外負担係る費用
別添の「保険外負担一覧表」をご参照ください。

【厚生労働省が定める手術≪医科点数表第2章第10部手術通則第5号及び第6号に掲げる手術≫の施設基準に係る実績について(令和5年1月~12月)】

別添の「施設基準 手術通則第5号、第6号実績」をご参照ください。

【後発医薬品使用体制加算・一般名処方加算】

後発医薬品(ジェネリック医薬品)ならびに一般名処方について
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を図るとともに、後発医薬品のある医薬品については一般名処方(特定の医薬品を指定するのではなく、医薬品の有効成分名で処方箋を発行すること)を行う場合があります。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
一般名処方を行うことで、医薬品の供給不足等が発生した場合にも、患者さんに必要な医薬品の供給がしやすくなります。その他にも、医薬品の処方変更等に関して、適切な対応ができる体制を整備して、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。
なお、状況によっては、患者さんへ処方する薬剤が変更となる可能性がございます。事前にご説明の上変更いたしますが、ご不明点などがありましたら医師・薬剤師などにご相談ください。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

【外来腫瘍化学療法診療料1】

専任の医師、看護師、または薬剤師が院内に常時1人以上配置され、患者から電話等による緊急相談等に24時間対応できる連絡体制が整備されている。
急変時等の緊急時に当該患者が入院できる体制の確保を行っている。
実施される化学療法のレジメン(医療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催している。

【入退院支援(入退院支援加算)に係る院内掲示】

当院では、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院のご支援を実施しております。
詳細については、各病棟に詳細を掲示しておりますのでご参照ください。

【医師事務作業補助体制加算について】

当院では、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善として、医師事務作業補助者の外来/病棟診療補助や他職種との業務分担に取り組んでいます。

【急性期看護補助体制加算について】

当院では、看護職員の負担の軽減及び処遇の改善として、看護職員と他職種との業務分担、看護補助者の配置、短時間正規雇用の看護職員の活用、妊娠・子育て中・介護中の看護職員に対する配慮、夜勤負担の軽減等に取り組んでいます。

【病院職員等の負担の軽減及び処遇の改善に関する事項】

当院では、下記項目を含めた病院職員等の負担の軽減及び処遇の改善に向けたさまざまな取り組みを実施しております。

  • 外来縮小の取組み
  • 医師と医療関係職種における役割分担に対する取組み
  • 医療関係職種と事務職員等における役割分担に対する取組み
  • 医師の負担軽減に対する取組み
  • 看護職員の負担軽減に関する取組み

【オンライン資格確認について】

当院はオンライン資格確認の導入医療機関です。
オンライン資格確認とは、健康保険証と紐づけされたマイナンバーカード(マイナ保険証)または健康保険証を使用して、医療機関に設置された専用端末よりオンラインで保険証の資格情報を確認することができる制度です。(注1)
また、マイナ保険証を利用していただくと、他の医療機関で処方された薬剤情報や特定検診の情報をオンラインで確認することも可能です。診療に必要となる正確な情報を取得・活用することにより質の高い医療の提供に努めます。(注2)
オンライン資格確認や薬剤情報等の提供に同意される場合は、診察前に専用端末より同意確認の操作をお願いいたします。

(注1)マイナンバーカードを健康保険証として利用するには、事前に政府運営サイト『マイナポータル』または一部コンビニATMにて申し込み登録が必要です。
(注2)他の医療機関で処方された薬剤情報や特定検診の情報を医療機関側が確認するには、専用端末にて患者様の同意確認が必要となります。

【バイオ後続品使用体制加算】

バイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進について
当院では、厚生労働省の方針に従いバイオ後続品を積極的に採用しております。バイオ後続品は、先行バイオ医薬品と品質がほとんど同じで、同じ効果と安全性が確認された薬剤です。(例:インスリンアスパルト、インフリキシマブ 等)
バイオ後続品を使用することによって、患者さんの薬にかかる経済的負担が軽くなります。当院ではバイオ後続品を使用することがありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。

【医療情報取得加算について】

当院はオンライン資格確認を行う体制を有し、質の高い診療を実施するための十分な情報(薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報)を取得・活用して診療を行っております。

【医療DX推進体制整備加算について】

当院は医療DX推進して質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。
1. オンライン請求を行っております。
2. 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております。
3. 電子処方箋を発行する体制を今後導入するための準備をすすめております。
4. 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については、今後導入するための準備をすすめております。
5. マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示を行っております。