新内視鏡システム導入
新内視鏡システム導入
オリンパス社製新内視鏡システム【EVIS LUCERA ELITE】を導入いたしました。
このシステムの導入により、高精細な画像を得ることができます。
このシステムの導入により微細な病変の発見を行うことができ、従来以上にがんの早期発見を行うことができます。加えてNBI機能が全カメラにて使用できます。
最新システムでは画質と明るさが向上しており、より鮮明な画質で見えるようになりました。
① 新・旧システムの解像度比較について
図1、2は旧システム解像度と新システム解像度を比べたものです。
従来のものはマスがぼやけているように見えますが、最新のものはマスの輪郭、塗装の細かさまで鮮明に見えている為、画像レベルが飛躍的に向上しています。
② 内視鏡画像による新・旧システムの画像比較について
下記胃内視鏡画像は同一部位を撮影した新・旧システムの比較画像となります。
画像の鮮明さと色の再現性が向上しているため、診断率向上が期待できます。
③ がんの発見方法について
がん発見には様々な方法が用いられますが、内視鏡ではオリンパス独自の技術であるNBI(Narrow Band Imaging )※1を使用する事で、粘膜の模様でがん、非がんを診断できます。通常光観察では図3のように見え、病変ではない様に見えますが、NBI機能を駆使すれば図4のように見え、病変部をより分かりやすくすることができます。
新システム導入により、NBI機能も向上し、がん発見率の飛躍が期待されます。
※1 NBIとは?
NBIとは毛細血管を映し出す技術です。
がん細胞は血管から栄養を補給し、大きくなる細胞のため、その近くには毛細血管が集まりやすくなります。その特性を逆手に取り、毛細血管を映し出しやすい青色の光を当てて、がん・非がんの早期判断を行い、結果として早期発見に繋がります。
NBIとは毛細血管を映し出す技術です。
がん細胞は血管から栄養を補給し、大きくなる細胞のため、その近くには毛細血管が集まりやすくなります。その特性を逆手に取り、毛細血管を映し出しやすい青色の光を当てて、がん・非がんの早期判断を行い、結果として早期発見に繋がります。