平成29年度新入職医師紹介
外科 戸谷 裕之
宮﨑医科大学卒業(平成11年)
日本外科学会 指導医、専門医
はじめまして。平成29年4月から恵愛堂病院へ赴任することとなりました戸谷裕之と申します。出身は太田市(旧藪塚本町)です。太田高校卒業後に九州は宮崎の地で医学を学び、平成11年に群馬に帰ってきました。その後は群馬大学第二外科の医局に入局し、前橋、高崎、館林、埼玉などをローテーションで回り、今年の3月までの3年間は沼田病院に 勤務していました。小学校1年から大学まで剣道をやっており、体力・集中力・忍耐力を鍛えられてきました。これといった趣味はとくにありませんが、小さなころから釣りが好きで沼や川によく行っていました。ここ数年は海釣りに誘われる機会に恵まれ、新潟の沖でイカや根魚を釣ったりしています。
専門は消化器外科です。胃癌や大腸癌の手術を中心に執刀してきました。その他は胆石やヘルニアの手術も数多く経験してきました。さらに緊急手術や癌の化学療法、緩和医療などにも携わってきました。近年、外科医の成り手が減ってきていますが、その一方で 年々外科的手技や治療法は多様化しており、まだまだ外科は必要とされています。諸先輩方にお世話になり培ってきた今までの経験を活かして、安全かつ迅速な手術を行うことを念頭におきながら、故郷である東毛地区の医療に貢献すべく精進していきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。
内科 羽鳥 幹子
新潟大学医学部卒業(昭和52年)
日本循環器学会 専門医
平成6年より勤務しておりましたみどり市国保診療所を 退職し、恵愛堂病院に勤務させて頂くことになりました。
今まで、一般内科を中心に外来診療をしておりましたので、より高度な医療が必要となる病院の現場に対応できるかどうか不安ではありますが、少しでもお役に立てるよう、努力してまいります。今後とも宜しくお願い致します。
内科 三橋 秀基
群馬大学医学部卒業(昭和63年)
日本内科学会総合内科専門医
この度恵愛堂病院の一員として勤務することになりました三橋秀基です。出身は千葉県です。昭和63年群馬大学第3内科(現生態統御内科)に入局しました。成清教授、野島教授の御指導のもと腎臓学を群馬大学大学院で学び、モナッシュ大学へ留学し見聞を広げて参りました。帰国後は主に群馬県内で内科医と透析医として働き、総合内科専門医、腎臓専門医資格をとりました。私自身は30年がたちやっと内科医らしくなってきたと自覚しております。しかし、遠くに住んでいた身内が健診等受けない間に病気にかかり40歳台で亡くなってしまい ました。健診等受け生活習慣を正していれば異なった結果になったと思われ、予防医学の重要性を感じておりました。
現在欧米諸国の予防医学の推進は顕著であり、日本も医療改築の重要な柱となっております。私は2年程前より健診人間ドックや産業医などの仕事もするようになりましたが、ここ恵愛堂病院におきましてこの地域の受診者様の立場にたって生活習慣を正し健康増進、病気の早期発見のさらなる実践をするとの意向を聞き入職させていただきました。
今後ご指導の程宜しくお願い致します。
放射線科 読影医 伊藤 潤
群馬大学医学部卒業(昭和52年)
放射線科専門医
この度、恵愛堂病院に勤務することになりました伊藤 潤です。
昭和52年群馬大学を卒業後、群馬大学放射線科に入局、昭和58年より前橋赤十字病院に勤務しておりました。恵愛堂病院には平成4年より、お手伝いさせていただいておりましたが、この度常勤として勤務させていただくことになりました。 放射線科入局当初は、EMIスキャンという頭部CTが臨床に登場したばかりで、脳の皮質がぼんやり見える程度のものでした。その後、急速なコンピューターの発展と機器の進歩により、今や全身の臓器を、まるで解剖しているかの如くみることができ、血管の走行も3Dで見ることができ冠動脈も明瞭に描出されます。かつて、手術前に 行っていた血管造影は既に過去のものとなっています。MRI、PETなど新たな診断技 術も登場するなど、放射線治療は日進月歩です。CTやMRIは、今や聴診器と同等以上に、診療ではなくてはならないものとなっています。
恵愛堂病院の放射線機器を、地域の医療資源として先生方にご活用いただき、先生方の診療の一助となるよう努めていく所存でおります。ご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。